「頑張ってね!」を英語でどのように表現するのか

状況1.これから何かにチャレンジする人に言う「頑張ってね」
1. Good luck!(幸運を祈っています)
「頑張ってね」に最も近い表現で、頻繁に使われる表現はこちら。最もカジュアルで一般的な言い方です。頑張る対象を Good luck の後に続けて言うともっと気持ちが伝わります。
Good luck with <頑張る対象>.
Good luck on <頑張る対象>.
Good luck in <頑張る場所>.
明日テストを受ける友達に「頑張ってね!」と言う場合
Good luck on your test tomorrow.
明日のテスト頑張ってね。
これからプレゼンをする同僚に「頑張ってね!」と言う場合
Good luck with your presentation.
プレゼン頑張ってね。
来月ロサンジェルスに引っ越しをする友達に「頑張ってね!」と言う場合
Good luck in Los Angeles.
ロサンジェルスで頑張ってね。
2. You can do it.(あなたなら絶対にできる)
これから何かを始める人やチャレンジする人を励ます場合
You can do it/this.
あなたなら絶対にできる。
相手が絶対にできることをより強調したい場合は、前に I know や I'm sure を付け加えます。
I know you can do it.
I'm sure you can do it.
あなたなら絶対にできる。
3. Break a leg.(幸運を祈っています)
これからパフォーマンスする人を応援するとき
直訳だと「足を折れ」になりますが、アメリカの舞台や映画の世界では、Break a leg! は Good luck! と同じ意味で使われます。逆に Good luck!と言うのは不吉だと言われています。
※必ず a leg と単数形で言いましょう。
Break an arm.
Break a leg.
頑張ってね。
明日ダンスパフォーマンスをする友達に 「頑張ってね!」と言う場合
You're performing tomorrow? Break a leg.
明日パフォーマンスするんでしょ?頑張ってね。
4. I'll keep my fingers crossed.(幸運を祈っています)
オーディションに出る友達に「頑張ってね!」と言う場合
I'll keep my fingers crossed. Good luck on that audition tomorrow.
幸運を祈ってるよ。明日のオーディション頑張ってね。
状況2.もう何かを始めている人に言う「頑張ってね」
1. Keep it up.(その調子で頑張ってね)
調子がよく物事が順調に進んでいるときに、「その調子で頑張ってね」「これからも続けて頑張ってね」という意味で使います。
Keep it up.
その調子で頑張ってね。
Keep up the good work. は、上司が部下に「その調子で頑張ってね」と伝える褒め言葉です。good の変わりに great や wonderful を入れて使うこともできます。
ビジネスが成功している友達に
I heard your business has been really successful. Keep it up!
仕事が順調らしいね。その調子で頑張ってね。
英語が上達している友達に
Your English is really getting good. Keep it up!
英語が上達しているね。その調子で頑張ってね。
2. Hang in there!(あきらめるな、もうちょっとの我慢だ)
Hang in there! は Don't give up! と同じ意味合いを持ち、あきらめかけている人に「頑張れ」と励ます状況で使います。Push in there! も同じように使われます。
物事があまりうまくいっていない人、つらくて厳しい状況に置かれている人に
Hang in there!
あきらめるな、もうちょっとの我慢だ。
マラソンに出ている友達が、ゴール寸前で歩き始めるのを見たとき
Hang in there! You're almost at the finish line!
あきらめないで頑張って!もうすぐゴールだよ!
3. You can do it!(頑張れ!)
困難に立ち向かっている人が弱音を吐いたり、自分に自信をなくしているときに言う「頑張れ!」は、 You can do it! 。状況1にも出てきましたが、すでに何かを始めている人に対しても使えます。You can do it! は、 Don't give up! や Hang in there! と組み合わせてよく使われます。
Don't give up! You can do it!
あきらめないで!あなたなら絶対にできる!
Han in there. I know you can do it!
頑張って!絶対にできるから!
状況3.スポーツしている人を応援するときに言う「頑張れ」
1. Go<チームや選手の名前>.(~、頑張れ!)
スポーツをしている人を応援するときに言う「頑張れ」はシンプルに、Go +<チームや選手の名前>を言います。
Go Lakers!
レイカーズ頑張れ!
Go の代わりに、Let’s go<チームや選手の名前>とも言えます。
Let’s go Dodgers!
ドジャース頑張れ!
2. Come on<チームや選手の名前>!(~、何やってんだ!しっかりしろ!)
その他、応援しているチームや選手にもうちょっと頑張ってほしいときには、Come on (チームや選手の名前)!と言えば、「何やってんだ!しっかりしろ!」というニュアンスが含まれます。
私はバスケが大好きで、Lakers の大ファンです。試合観戦では Go Lakers! Let’s go Kobe! と言って応援します。Lakers には若い選手が多く、ミスがたくさんあります。そんなときには、Come on Clarkson! Come on Russel! と大声で叫びます。
使い分けのポイント1
これから何かにチャレンジする人に言うフレーズ
Good luck!(幸運を祈っています)
You can do it.(あなたなら絶対にできる)
Break a leg.(幸運を祈っています)
I'll keep my fingers crossed.(幸運を祈っています)
使い分けのポイント2
もう何かを始めている人に言うフレーズ
Keep it up.(その調子で頑張ってね)
Hang in there!(あきらめるな、もうちょっとの我慢だ)
You can do it!(頑張れ!)
使い分けのポイント3
スポーツをする人を応援するときに言うフレーズ
Go<チームや選手の名前>.(~、頑張れ!)
Come on <チームや選手の名前>!(~、何やってんだ!しっかりしろ!)

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