「大丈夫です」って英語で正しく言える?
◆「大丈夫です」を英語で表現すると?
【第17回】大丈夫です
大切なプレゼン前に同僚から「緊張している?」と聞かれたら「大丈夫だよ」と答えられます。
飲み会で次の一杯を誘われ、「大丈夫です」と断ることもできます。多岐にわたって使うことのできる表現。このような便利な「大丈夫」は英語にもあります。
その表現とは、All set.「すべてがあるべきところに落ち着いている」「そのままで大丈夫」というのが文字通りの意味です。
◆プレゼン、バーで使える便利な表現
※画像はイメージです(以下同じ)
つまりプレゼン前にI am all set.と言えば、「準備万端。いつでもプレゼンができるよ」という意味になりますし、飲み屋でDo you want another one?「もう一杯飲みますか?」と聞かれてI am all set.と言えば、「結構です」という意味。
バーで飲み、グラスが空になっているとバーテンダーがAre you all set?と聞いてくることもあります。
顔馴染みのバーテンダーなら、カジュアルにAll set? とだけ聞くかもしれません。そんな時は、All set?に対し、All set.と言うだけでとても自然な会話ができます。
◆お釣りをチップで渡すときも
レストランやバーで17ドルの支払いの際、20ドル札を渡すと3ドルのお釣りが返されます。しかしその3ドル分をチップとして渡すとき、お釣りは不要になります。そんな時には20ドルを渡しながらYou are all set.と言います。
「あなたはそのままで大丈夫」という意味ですから、つまりは「お釣りを返してくれる必要はありません」の意味。We are all set.と言うこともあります。「あなたと私の関係はこのままで大丈夫」とは、「貸し借りがない」という意味ですね。
海外旅行に行く機内で、「何か飲みますか?」と聞かれたり、「コーヒーはもう一杯いかがですか?」と聞かれたとき、フライトアテンダントにNo, thank you. だけではなく、No, thank you. I am all set.と言えればスマートですね。
I am fine.やI am good.でも通じますが、I am all set.と言うと、自然な響きになります。カジュアルな表現ではありますが、下品な表現ではありませんから、失礼になることもないでしょう。
◆「位置について、用意、ドン」
食べ物や飲み物だけではなく、I am all set.は前述の通り「すべて問題ないです」=「大丈夫です」という意味でも使えます。会議の終わりに議論し忘れたことがないか確認するには、Are we all set? と言います。
どこかに出かける前に準備が整ったかを聞くときにも、Are you all set? もしくは食事の準備をしている時に「何か手伝おうか?」と聞くときにIs there anything I can help you with? でもいいですが、Are you all set? もOK。
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