最高の若返り物質 さよならゴースト血管
筋肉量と骨量の低下を防ぐための「骨活」や「筋活」が注目されている。
今年1月7日放送のNHKスペシャル『人体“骨”が出す! 最高の若返り物質』では、骨から分泌されるメッセージ物質「オステオカルシン」に記憶力や筋力、男性の生殖機能まで若く保つ力があることが紹介された。さらに、運動による骨への「衝撃」が骨を作る「骨芽細胞」を活性化し、老化や病気のリスクを減らす効果があると指摘された。
Nスペでは、4月1日放送の『“ゴースト血管”が危ない~美と長寿のカギ 毛細血管~』でも、血管が無機能化したり、消失したりする状態(ゴースト血管)を解消するために、骨や筋肉への刺激が重要だと解説して話題を集めた。その後、多くのテレビ番組や雑誌、書籍で「骨活」「筋活」が取り上げられている。
とはいえ、運動から遠ざかっている人にとっては、今さらハードな筋トレや時間のかかるランニングなどに取り組むのは難しい。
また、シニア層に人気の健康法として、ラジオ体操をはじめとする体操やストレッチなどが注目されているが、筋肉量を増やしたり、骨量を維持したりするだけの“数値に現われる”効果はなかなか期待できない。
そこで今、脚光を浴びているのが「ジャンプ系」の運動だ。これまでのべ3万人以上を指導し、最新刊の『跳ぶだけダイエット』(小学館)が話題になっているパーソナルトレーナーの鑄山和裕(いかけやま・かずひろ)氏は、「跳ぶだけエクササイズ(運動)」のメリットをこう解説する。
「その場で軽くジャンプする運動は、誰でも簡単にでき、ケガのリスクも少ないエクササイズですが、実は時間あたりのエネルギー消費量が大きく、運動効果が高いのです。
皆さんも是非やっていつまでも健康でいよう!
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