「気まずい」を表す英語フレーズ3つと使い分ける方法


“気まずい空気”、“気まずい沈黙”など、周りの人たちと気持ちが合わずに打ち解けることができなかったり、落ち着かなかったり、といったぎこちない様子を、日本語で「気まずい」と言うことがあります。
少し曖昧な感じがする表現ですが、英語で表すとしたら、何と言ったらよいかわかりますか?
気まずい様子を表す英語フレーズはいくつかありますので、主に使われるものと、それぞれを使い分ける方法についてご紹介します。
 
「気まずい」を意味する英語フレーズ
「気まずい」を表す英語フレーズでよく使われるのが、“awkward”、“uncomfortable”、“embarrassed/embarrassing”の3つになります。
それぞれ少しずつニュアンスが異なりますので、その違いと使い方を見ていきましょう。
“awkward”を使った「気まずい」の英語表現
英語の“awkward”は、気づまりな、ぎこちない、厄介な、などといった意味のある形容詞です。「気まずい」様子を表現する際に、よく使われます。
“awkward”を使った例文
I felt very awkward at that time.(そのとき、とても気まずかった。)
Since we quarreled, it made the atmosphere awkward.(私たちはケンカをしてしまったので、気まずい雰囲気になってしまった。)
There was an awkward silence between him and I after we quarreled.(ケンカの後、私と彼の間に気まずい沈黙があった。)
 
“uncomfortable”を使った「気まずい」の英語表現
気づまりな、心地が悪い、不快、などといった意味で「気まずい」と言いたいときに使うのが、形容詞の“uncomfortable”です。
“uncomfortable”を使った例文
I felt very uncomfortable in the classroom.(教室でとても気まずく感じた。/居心地が悪かった。)
His attitude made us feel uncomfortable.(彼の態度は、私たちを気まずくさせた。/不愉快にさせた。)
I really hate an uncomfortable silence.(気まずい沈黙は大嫌いだ。)
また、“不安”というニュアンスを含む場合は、“uncomfortable”の代わりに“uneasy”という英語フレーズを使って「気まずい」と言うこともできます。
He had an uneasy face then.(彼はそのとき気まずそうな顔をしていた。/不安そうな顔をしていた。)

“embarrassed”を使った例文
文法的な話をしますと、“embarrass”は「(人に)恥ずかしい思いをさせる/気まずくさせる」という意味の他動詞ですので、「気まずい」を表現するには、“embarrassed(気まずくさせられた)”という言い方をします。

He looks embarrassed.(彼は気まずそうに見える。/きまりが悪そうに見える。)

I felt embarrassed because they were looking at me and laughing.(彼らが私を見て笑っていたので気まずかった。/恥ずかしかった。)

 

“embarrassing”を使った例文
一方、“embarrassing”は、厄介な、ばつが悪い、といった意味の形容詞になります。

How embarrassing!(なんて気まずいのでしょう!/恥ずかしいことでしょう!)

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