「長生きみそ汁」作り置きで“老けない人”に。医者が考えたみそ玉が大人気

◆「長生きみそ汁」の作り方。つくりおきしてお湯を注ぐだけ 
「長生きみそ汁」を考案した小林先生は、「あらゆる病気を遠ざけ、不調を改善する最強のみそ汁」「一日1杯の『長生きみそ汁』で、しみ、シワ、白髪、抜け毛などの老化を予防し、腸内環境の改善や美肌効果まで期待できる」と語ります。 
 その効果は、「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)などのメディアにも取り上げられ、みそ汁ブームの火付け役となりました。 
 作り方は、次の通り。 
①.玉ねぎ150g(約1個)をボウルなどにすりおろす。 

②.①に赤みそ80g、白みそ80g、りんご酢大さじ1杯を加え、泡だて器でよく混ぜる。 

③.10等分の製氷器を用意し、スプーンで均等に分け入れる。1個が約30gでみそ汁1杯分。 

④.冷凍庫で2~3時間凍らせれば完成。シャーベット状になるので、調理に使う時はフォークで刺して取り出せる。 

 以上が「長生きみそ汁」の素となる「長生きみそ玉」の作り方です。これを150mlのお湯に溶かせば、「長生きみそ汁」の完成! 

 4つの素材を組み合わせた「長生きみそ汁」は、具を入れなくても1杯で栄養たっぷり。 
 週末などにまとめて「長生きみそ玉」を作っておいて、毎日マグカップでお湯を注いでスープ感覚で飲めばいいわけですね。 


◆長生きみそ汁で、シミ、シワ、たるみなどを防ぐ 

 美容効果の面から特に注目したい成分は、りんご酢のリンゴポリフェール、玉ねぎ・大豆に含まれるファイトケミカルです。この2つには、活性酸素を撃退する抗酸化作用があります。特にリンゴポリフェノールの抗酸化作用は強力で、なんとセサミンの17倍。 



「抗酸化作用は美容のキーワードですが、そもそも活性酸素は体内に入った細菌やウイルスを撃退してくれる、健康に欠かせない存在です。ただし、問題は増えすぎたとき。強いストレスや喫煙、過度な飲酒、肥満などによって活性酸素が増えると、健康な細胞まで酸化させて傷つけ、体内の組織が衰えていってしまうのです。この作用はよく『体がサビる』と表現されます。 

 体のサビは、疲れや息切れしやすくなるほかに、肌のシミ、しわ、たるみや白髪、抜け毛となって現れます。また筋肉量が落ちてしまうため、基礎代謝が下がり、太りやすい体になるのです」

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